October 18
2013 06:34 AM

メメント森

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昔、『メメント森』という男を産み出したことがある。



当時付き合っていた彼女との会話中

すごくふざけた喋り方をしている俺に彼女が

「あなた誰ですか?」

と笑いながら問いかけてきて


それに対して咄嗟に出た返事が

「どうも、メメント森です」

だった。


およそ死の匂いとはほど遠い
滑舌の悪い高い声で話す頭の悪そうなその男は
その後も時折2人の会話の中にネタとして現れた。


こんな話を持ち出して

何が言いたかったかというと

それくらい日常的に自分の中に

「メメントモリ(死を想え)」

が根差しているということでした。



全てにおいては無理だけど
せめて人との繋がりくらいは
いつ死んでもいいって思えるような日常であればいいな


そんなことを想いながら
登場人物の最後の手紙の文面を考えてます。


物語が書き上がったわけでわなく
最後の手紙を最初に書いておいた方が進めやすいからです。


最後から2番目の曲名は『Memento Vivere』にしませんか?
テーマは『Memento Mori』と同じです。

<Vita>って『生』っていう意味だったんだね。





話は変わって

星への願いが叶いました。


IMG_6617.jpg
この歳になると

サンタクロースは

大概自分自身です。



ASA




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